報道の例
1.読売新聞

96.08.21 東京読売朝刊1頁 一面 写真有(全1500字)

[立て直せ財政 どうする借金大国]
   (7)公共事業の矛盾 非効率(連載)
 人口二千八百五十人の鳥取県日吉津村に、全長二十六メートル、幅十三メートルの“双子の下水処理場”が、わずか十数メートルの間隔を隔てて肩を並べている。 一つは建設省が所管する「公共下水道事業」、もう一つは農水省が所管する「農業集落排水事業」。名前こそ違え、微生物で汚水を処理する機能は全く同じだ。二つを統合した方が、投資効率、処理効率とも高まることは明らかだ。しかし、役所の壁で仕切られた二つの事業の水がまじり合うことはない。

 バブル崩壊後の不況に対処するため、政府は九二年度以降、建設国債を大量発行して六十六兆円に上る経済対策を実施した。柱となった公共事業により、景気は下支えされたと経済白書はいう。しかし、非効率的な投資、事業の固定化など、公共事業が抱える矛盾も目立っている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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2.産経新聞
97.04.30
重複投資生む縄張り争い公共事業の怪(3)【下水道】
コピー(本体が消えました)
3.中国新聞
自治体クライシシス
農水・建設 2つの下水道
−実情にあわず無駄生む