建物屋上の南側の一部に霧システムを設置することにします。この建物は庭で200m2、屋上緑化で500m2の合計700m2の緑化をしています。 一列にノズルを配置し、景観用より密度を落として165個のノズルを設置することを考えます。このシステムを運転した場合、1時間に1200リットルの水を気化できます。 この蒸発量は敷地全体の3/4が緑地になったと同じ程度の量になります。緑地とあわせ、敷地全体が緑化したのと同程度の蒸発散効果が出ます。 通常は使われない屋上の、端の空間を利用して、効果的にヒートアイランド対策を行うことができます。 ノズルの密度をもっと上げて、敷地全体が水面になったと同じ程度の蒸発量にすることも可能です。 |
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