システムの特徴
1,設備がシンプル
送水設備、配管、ノズルと設備が小さくてシンプル(場合によって浄化設備が必要)
霧の大半が落下せず蒸発するため、屋根面をぬらす程度で、水の回収設備が不要。
2,効果が大きい
発生させた霧の殆どが速やかに蒸発するので、熱を奪う効果が大きい。
3,設置が簡単
面積をとらないので、屋上緑化施設の中に、また屋上に単独で設置することが可能。空調設備などが設置され、平面空間が少ない場合にも設置可能。
4,低コスト
使用した水の殆どが蒸発するため、使用水量が多くない。植物程度の蒸発を考えると100m2の面積に対し夏場晴れた日の水消費は0.7m3程度。霧発生は夏場の高温の日の日中だけですので維持管理費も高くはない。
5,設置建物に対する効果
霧は飛散するので、風のある日など屋上の外に運ばれてしまい、設置ビルに対する冷却効果は少ないことはあるが、ヒートアイランド対策としては効果が大きい。
6,景観形成にも役立つ
霧の発生する様子はきれいで、景観のスポットとしても価値がある