大津波被災地域での緊急対策案
 宮城県震災復興計画案から  
                        宮城県 平成23年8月

P11復興のポイント
○高台移転,職住分離
・ 住宅をはじめ,行政庁舎,学校,病院などの施設を高台に移転するとともに,水産業や観光業などが主要産業である沿岸部については,地域の状況に応じて職住分離を図り,居住空間の安全を確保します。
○多重防御による大津波対策
・ 幹線道路や鉄道などの交通インフラを高盛土構造とし,堤防機能を付与するとともに,防潮堤の背後に防災緑地・防災林を設けるなど,多重防御による大津波対策を推進します。
○安全な避難場所と避難経路の確保
・ 津波避難ビル,避難タワーの建設や学校の防災機能の充実・強化などにより,安全な避難場所と避難経路を確保します。また,観光客などのビジターも含め,適切に避難誘導できる体制を構築します。
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