緊急整備高層住宅のレイアウト例
高層住宅の間取り案例
 当初3家族居住とし仮設住宅と同じ広さの居室にした例。
 当面3家族が住めるようにする集合住宅では、3LDKにして9畳が三間並び、押し入れ1間が3個、11畳分の流し付き食堂、1.5間の流しユニット、洗濯機パン付き洗面脱衣所、ユニット浴室、トイレで、24.75坪(81.7m2)くらいになります。この場合一般的な片廊下ですと、建物の厚みが少し薄くなり、安定性を持たせるため鍵型にしたり、廊下を挟んで部屋を配置して、廊下を南北にして各戸が半分ずつ日があたるようにすることが必要になりそうです。
 この広さ24.75坪(ベランダを除く)で建設単価100万円(3.3m2当たり)とすると建設費は2475万円。当面3家族で使うとすると1家族あたり824万円になります。
 当面3家族で住めるかの問題があります。洗面、トイレ、洗濯機、流し台付き食堂と仮設住宅よりは広めですが、我慢する必要があります。
1世帯の生活となった時、真ん中の押入を撤去すると住みやすくなるでしょう。


仮設住宅の場合、広さ9坪(29.7m2)で建設費3百万円、撤去費100万円、合計400万円くらいで、寒冷地ではもう少し高くなるようです。
仮設住宅の間取りの一つ パッシブハウス・ジャパンHPから
9坪のタイプ。居室は4.5畳が二間