潜水橋
 高知では沈下橋といいます。洪水で川の水位が上がったとき、水没する橋。仁淀川で最下流のもの。ダンプが通っていました。ここは大型車がぎりぎり通れる幅しかないので、所々に人や自転車の待避所があります。潜水橋は工費が安いので以前は沢山ありましたが減ってきています。
 実際に渡ってみると欄干がないだけですが相当の危険性を感じます。水位が上がってくると通行止めになります。大雨で水量が増してくると橋の上では錯覚で橋が動いているように見えて渡れないとのこと。過剰のほどの公共施設の安全性が求められる現代では消えゆくものなのでしょう。
より上流にある潜水橋(片岡橋)
 今回案内していただいた田口順吉さんが若い頃建設を担当されたもの。高知で潜水橋が県道になっているのはここだけ。
名越屋橋